Juli 2012

30.Juli.2012

神戸戦

 残留仕様でカウンター(実はメンバー構成上できるか怪しい…)に徹するでもなく、ただただ同じような中途半端な、ボールをぞんざいに扱い、雑にして疎な試合を繰り返す。
 ボード上でバランスを(やけに後ろに重心を置いて)とろうとして交代するも、それがピッチで戦う選手には全然伝わらず組織は攻守に弛緩、そうして機を逃し相手に流れを渡す。
 ここのところ細部はさておきずっと続いているそんな流れは、この日も変わらなかった。うーん、深刻。


 特に交代策で試合を壊すのは、もはや松波のお家芸となりつつある。
 この日も二川を横谷に交代することでピッチ上に行方不明者を出しチームを停滞させ、次には何と倉田をジョンヤ。これで完全に攻められなくなってしまった。
 むしろ二川のもう一つ後ろに大問題があるんですけど、放置ですか、という気分で視てました次第。
 また、ベンチにパウリーニョや佐々木を置いた意味は何だったのか。
 結局終了間際に佐藤と交代という扱いを受けたパウリーニョなんかは、内心腸煮えくりかえっていたのではないかなあ…。
 そんなパウの起用についてはもちろん、とりわけ出るたびに不憫な状態になる横谷については、彼をどういう意図を持って投入し、練習で彼についてどういうグループメイキングをしているのか、誰かに是非聞いて欲しいところ。
 何と言いますか、非公開練習で何してるんだろう、そんな気分です。


 最終的にはたまたま神戸が優しかったので引き分けで済んだのだけれど、もはや勝ち点1では足りないし、相手関係を考えると絶対に勝たねばならなかった。
 勝ち点14で残り15試合。残留はもはや風前の灯火、というか出来たら奇跡という事ここに至っては、もはや潔く原点に、本当に立ち帰るしかないんじゃないだろうか。
 15試合連続、関ヶ原が鬼島津の敵中突破敢行。成功の暁にはジェフの奇跡(残り15試合で勝ち点13だった)ふたたびで歓喜、そしてそれでダメなら、まだ納得できるような気がします。
 至高のどら息子、じゃなかった、家長帰還というのはおそらくフロント主導なんだろうけれど、彼らは跳ね返し屋を求めるのではなく、そういう「腹の括り方」をしたのだ、と受け取りたいと思います。



muimatoba at 22:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Gamba 

17.Juli.2012

【Jリーグ第18節】 ガンバ大阪 1-2 横浜F・マリノス

 試合内容については皆様既にお書きになっているので省略。

 順位については…まあ、今の戦力・戦い方では降格回避は難しいのではないでしょうか。

 レアンドロ解禁で得点力が増したところで、今のバランスを気にしすぎた中途半端なチームコンセプトでは厳しいです。
 圧すべき時に後ろを気にし、引くべき時は引くことしか考えず過度に受け倒す。監督の逡巡がそのままチームに乗り移っているかのよう。
 ベテラン勢を中心に「ここは前に」、「つないで休みつつ相手にボールを見せる」、「見せて引きつけてからから裏」と分かっている選手は散見されますが、監督はどうしてもバランスを気にしてしまい、そういうことよりも直線的な(一見ゴールに近そうに見える)手段を優先。結果として二川を早々に替えることに象徴される、首をひねらざるを得ない采配を繰り返すばかりになっている感じがします。
 これでは結局中盤とサイドバックの負担が積み重なり、終了間際等の踏ん張りが利きにくい場面での失点は減らないでしょう。
 むしろはっちゃけて突き抜ける…監督は本当はそうしたいのだと思うけれど、それをして勝ち点を重ねていくには前と後ろに強力な「芯」が必要でしょう。武井等を出してでも。そうすれば、逆に首をひねりたくなる交代は減ると思います。

 また、残留仕様のチームにするには、前の得点力、跳ね返し屋、一発ビルドアッパー、いずれも能力的に足りません。前もレアンドロ一枚では、うーん、川西に目処が立たないし、ちょっと足りない。跳ね返し屋はジョンヤが「CBもなんとなくできるインテルディトーレ」化している模様でこれもいないし、ビルドアップも…(本当は内田が居ると書きたいけれど)。ああ、何より監督がそういう志向を持てるか、それが一番の問題かもしれません。

 何よりそのこと、どっちに動くにしても横たわる戦力の根本的なミスマッチを、おそらくフロントが一番分かっていないのではないでしょうか。水面下で動いていると信じたいけれど、足らそうとする動きが見えてこないですからね。韓国人オ・ジェソクだけでは足りません。しかも彼は来たとして、合流は五輪後というのが悩ましい…

 ファン感で加地さんが例年通りフルパワーだったり、ツネの引退試合があったり、今週は試合がなかったり。そういった「ちょっとしたこと」で監督も選手もリフレッシュし、良い方向に向かうことを期待します。
 あ、フロント(特に梶居)はリフレッシュせんと仕事しろ、仕事。

muimatoba at 20:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Gamba 

9.Juli.2012

【Jリーグ第17節】 FC東京 3-2 ガンバ大阪

 さて、やっとこさ生観戦。生はやはり、直に問題点を観察できるので面白いですね。テレビもいいもんですけど。

 単純な感想は他の皆様が書かれていたので、一番気になったことを。
 やはり自分は、バックラインの作り方とビルドアップ能力の欠如が気になり、これが問題の根本であると思いました。

 ビルドアップをおろそかにしたまま捨て置き、攻守に受動的で待つスタイル。極めて狭い対応可能な範囲なら定型的に反発してみせてるのですが、プレスをかけられたりすると慌てる。
 また、守備時は中盤と連携したプレスをするわけでもなく、言い方を悪くすれば漂っているだけ。攻撃時は球を前に闇雲に蹴って藤春が走っていくだけ。後半切羽詰まった状況下でも、スペースをみて上がろうともしない。
 今野という選手は、セットしてロールを与えれば抜群の強さを発揮するけれど、ビルドアップの軸にはなり得ない選手だ。だから聡太がいたなら、(守備面での今野との相性はさておき)ビルドアップはここまで酷くはなかっただろう。
 ただ聡太は大怪我だから使えない。が、丹羽や内田を最初から使えば、ここまで酷くはならないと思います。攻撃で余裕が出来ないと、息が詰まってしまう。

 けれどもそうしないのは、監督の考え方にも問題がありそう。
 武井・正也・今野と並べてしまうセンスを見ると、また、二川をさっさと替えたがったり、藤春を上げたりという方向性を考えると、そもそも松波にはビルドアップから攻撃を構築し、相手にリズムによる揺さぶりを加えようという意図はなさそう。セットされた武器を発射することに拘って、中盤での受け手を、積極的に取り除いているわけですから。
 とにかく縦に、ワイドに、早く。…なんか、実はチームの向き先はシーズン当初と変わらない気がしてきた。

 この試合で一番「ガンバらしくなりそうだた」のが今野を左SBに出してからということを、松波には噛み締めてほしい。中盤に二川、チン、倉田といった受け手がいなくて「らしさ」は発揮しきれなかったけれどもね…
 ただ、藤春突撃兵のスタート位置を前に出すのは勿体ないので、センターは、丹羽と内田or正也、右SBに今野。そして、エドさんを切ってCBの補強。そうあるべきだと思う。
 フロントは腹括る前に仕事しよう。できないなら、腹ではなく首を縊りなさい。

muimatoba at 19:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Gamba