August 2012

29.August.2012

【Jリーグ第23節】ガンバ大阪 7-2 コンサドーレ札幌

 7ゴールですよ、7ゴール。万歳三唱×7。現地の皆さん試合後はお疲れ様でした。7-2ということは「5-0 on aggregate」で、夢のスコア達成。

 さて試合自体は、ものの5分で「こりゃ時間の問題だ」と思わせるガンバペース。
 怪我人続出、ハモンまで軽傷ということで、乾坤一擲(しかし本来は石さんがやりたいと思われる)ハイプレスとつなぎのサッカーで博奕を打ってくるかと思いきや、札幌ドームでのはめ込み跳ね返しスタイルとも違う引いたゾーン気味ブロック。攻撃は単発カウンターとセットプレー頼み。
「本当にやりくりが大変そう。難儀してるな~」と思いつつも、今のガンバにそれやるとスタメンのメンバーではレアンドロ捕まえられないだろうと思い、実際その通りの試合展開に。
 2-1の後あたりからは後ろを3枚にして古田で圧力をかけ、後半はさらに上原投入でどうにかペースを戻そうとしたように思えたけれど、それでも試合は90分ほぼガンバペースで終始。松波も試合展開上戦術云々は何もする必要がないので、スタメン選手のコンディションとモチベーションをアップしたい控え選手を優先的に考えた交代で試合をクローズ。
 とりあえず後半戦への取りかかりとして降格圏を脱出できましたし、得失点差も精算間近。いい試合になったと思います。次の鳥栖戦に勝つことが出来れば、チームも天皇杯を含めて今後に自信が持てるのではないでしょうか。

 というわけで交代策云々の議論は措いて、全ゴール雑感でまとめさせていただきます。

1-0:佐藤がこういう、リバウンド拾っての流れの中からヘディングで叩き込む形を決められるようになると大きい。岩下とさり気ないワンツーで相手の注意を惹いてから抜群のクロスを入れた倉田も見事でした。
1-1:マンマーク守備の相手CKで、キーパー正面に超絶ドフリーで走り込まれて合わせられるというアリエナイ失点。同じような位置から日高が真ん中、もうひとりがファーに走り込む形に対して明神と佐藤が譲り合ってか確認しきれなかったか、ふたりともマークを放流してきっちり正面で決められるという悶絶守備でした。おそらく實好からカミナリが落ちたことでしょう…ガンバらしいっちゃあそうなんですがw
2-1:岩下のクイックスローからフタさんが上手いことフリーになったレアンドロに、相手に引っかからないようなクロスを送り、難しいボレーながらダイレクトでズドン。流れのあるええゴールでした。
3-1:前半終了間際、倉田のフィードに対し戻りながらヘディングでのバックパスを選択したCBの背後からレアンドロがボールを強襲、GKをあざ笑うかのようなループシュートでゲット。CBのミスといえばそうなんだけれども、えげつない動き方をしたレアンドロを誉めるべきかと思います。ただ、コーチングはどうだったんだろう。

4-1:練習通りの形でしょうね。グラウンダーのクロスにニアの佐藤が潰れてファーのレアンドロがプッシュ。攻撃の歯車がきちんと回っていると実感させられるナイスゴール。
5-1:クリアミス気味のリフレクションはあったけれども、CKでファーのコンちゃんを狙う形がこの日もゴールに結びついた。ただ、このゴールのハイライトはそれ自体よりもその後いじり倒されるコンちゃんでしょうね。
5-2:見事に守備陣の集中が切れたところに、いい具合のロングボールが入りましたw。上原の前で飛んだのが岩下やコンちゃん、丹羽だったら触れてたでしょうが、ヤットさんでは…いやでも、あそこをカバーに回ってるあたりが凄いと思いましたけれども。VTRを見ると佐藤がクロッサーにもっとプッシュしろ、と思えなくもないですが、まあ5-1なんで。
6-2:バックパスファウルチップでゴール。GKにしてみたら「蹴らずにアンダーハンドで転がした俺も悪いけどそのパスはないわ~」といったところ。GKにしてみたら「蹴らずにアンダーハンドで転がした俺も悪いけどそのパスはないわ~」といったところ。武井の鬼気迫る追い込みがスタンドを伴って、DFが気圧されたとしか。
7-2:実は、ゴール後の気持ちのこもった(ちょっとヘンテコな)ガッツポーズを含めて嬉しかった、家長の復帰後初ゴール。あの気持ちがあれば、出番も増えて、きっとチームを残留に導いてくれると思う。というか、もう来年分のレンタル契約もまとめて本格的に帰ってこいよ、と思いました。



muimatoba at 11:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Gamba 

13.August.2012

【Jリーグ第21節】 ガンバ大阪 2-2 セレッソ大阪

 内容とか詳細に書こうとすると、まあその、荒天のせいもあるとはいえお互い低調だったなあ、という気がします。ただ、セレッソはそもそもメンバーの抜けっぷりが豪快だったので致し方ない部分もある。
 そしてガンバサイドに立つと、勝ち点3しか許されない試合で、守備が這々の体であった仇敵を相手に負け同然の1を良しとし仇敵を助けたばかりか、最後はバランスをとりにいってそれが崩れて負けかかった試合を演出した監督対する怒りが未だ止むことなくふつふつとわき上がってくるので、交代策に絞ってみましょう。

 1.22分 加地さん(負傷交代)岩下
 これは咄嗟ながらベターな選択だったかな、と思います。
 武井では? という考えもあるかと思いますが、ここ最近の彼は正直なところベンチ入りしているのが不思議なくらい。無理矢理ながらどこで使うべきかと考えても、スッポンマーカーとしてバテるまで戦術度外視の使い方をする、くらいしか思いつかないです。
 そして武井はクロスもフィードもショートのつなぎもあまり期待できないことを考えると、ナビ杯でテストしたエドさんがなぜかベンチにも入っていなかったので、合流間もなくとはいえ本職としてシーズンを戦った経験がある岩下の起用は至極妥当。
 最初の失点は加地さんなら防げたでしょうが、彼のスタイルを考えるとチャレンジもしょうがない。むしろこれはGKが、と。
 この後、相手がベタ引きカウンター一本になったのでさして問題なく守備をこなし、攻撃でもアシストを決めてくれたので、この起用は良かったと思います。
 ただ、この日の仇敵の守備を考えると、エドさん入れておいて欲しかった、とも思いますが。

 2.73分 倉田(交代)家長
 これが地味に敗着。私はむしろ佐藤を替えてパウリーニョ(パウで釣ってレアンを真ん中に)、を考えてましたが、思わぬ交代でした。
 交代自体もさておき、前に残す形がまた悪かった。引いた相手に対してまわりとの連携もまだである家長を前に入れたことで、中盤は一気に停滞。相手を大いに助けることになった。家長と聞いて驚きながらも「いや、鯔に入れてバイタル引っかき回すためにヤットさん上げる奇手ですね!」という期待をしたけれど、それもかなわなかった。
 そもそもこの試合、セレッソの守備は緩かった。だからこそ、レアンを真ん中に置いてかつサイドとバイタルに強烈なポイントをいくつも配置する交代を探りながら(というか希望しながら)視ていましたが…
 家長ってパスセンス凄いんですよ、けれどもうーん、松波は引っかき回す役を期待したのだろうけれど、それは無理。その辺、家長の活かし方もちょっと間違えたような気がします。

 3.85分 二川(交代)金正也
 (゚∇゚ ;)エッ!?
 (つд⊂)ゴシゴシ
 (゚Д゚)ハァ?
 以上。だとあんまりなので書くなら、ここはもう佐藤をパウリーニョ、それ以外ならもはや交代せずステイ、でしょうか。
 ステイしたとして上記「家長とヤットのポジションチェンジ」ならまだ良かった、というかそうしていれば、あるいは。しかし現実は酷でした。
 この交代でバイタルで脅威を与えていたフタがピッチを去り、藤春が上がって中盤における斜めの交通路が遮断され、バックから球も出てこなくなったガンバに対してセレッソは一転勢いづき、時間を使いつつあわやという形すら見受けられた。この交代自体もさることながら、2枚目の悪影響をさらにプッシュするという意味で、最悪の選択だったように思います。

 それにしても勝ちたかった。いや、勝たねばならなかった。それなのに。
 交代策を概観してみると、ダービーの、勝ち点3の重要性を監督はどこまでわかっていたのか、という疑念すら抱かせる采配だったように思えました。

muimatoba at 22:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Gamba 

6.August.2012

【Jリーグ第20節】 ガンバ大阪 3-1 大宮アルディージャ

「ズデンコさんってキャンプから任せないと危険な香りがするよね」
「後ろ3枚にしろ4枚にしろしばらくやり方浸透しないよね、たぶん」
などという会話を先日某サポとしていたんだけれども、はたして万博に姿を現した大宮はまさにそんな状態。
ゾーンブロック守備なのは判るけれども、プレス開始位置は低いし、人に深くつきすぎないから、ガンバとしては忘れかけていたポゼッションを織り交ぜた「らしい」感じの攻撃を仕掛けることができた。

それでも前半に先制しきれずに泥沼に嵌りかけ、「これしかできません」という単純なカルリーニョス経由の攻撃にすら脅威を感じるハメになった前半終了間際の悪い流れがそのまま続き、先制されちゃうガンバさん。このあたりはある意味昨年までとも変わらない様式美である。
そして昨年までならここから倍返しにいくところだけれども、今年の場合はそのまんま終了もしくは自爆交代が多いので不安だったのだけれど、この日はそれが杞憂だった。


悪く言えば「中途半端」な大宮への圧力が弱まった理由のひとつが、先発2トップの一角パウリーニョのガス欠。
それに対し松波が60分に早々と、パウリーニョ→佐藤と処方。流れとしてはこれで勝負あったように思う。
佐藤のPK奪取からレアンドロが決めて同点。その直後気落ちしたのか、単純なラインコントロールをミスし後ろに広大なスペースをつくった大宮の隙を見逃さない二川のスルーパスがレアンドロに通ってあっさり逆転。
するとその6分後に倉田がサイドから自らエリア内に侵入してゴールを強襲して3-1とすると、(珍しく)危なげなく時計を進めて久々の勝利。
武井がどうも試合に入れていなかったのはこれまで通りだったけれど、勝利という妙薬はそれも解決に導いてくれると期待したい。


FWの起用については、復帰したレアンドロは別格。腰から下がまだほんのりオフなせいかスピードこそ少し落ちたけれど、ポジション取りとか、動き出しとか、点のとりかたを増やしてきた感じです。絶対的なファーストチョイスでしょう。
相方は現状佐藤とパウリーニョの争い。争いというよりは、どっちもファイトしすぎちゃって90分もたないので、「どっちかスタメン、疲れたがみえたら即交代」というこの日の松波采配を踏襲すればいいのではないか。
あとはそうですねえ、岩下の使い方だろうか。右から加地、丹羽、岩下、今ちゃん、てのもありかもしれない。


この勝利は大きい。
11日の「絶対に負けられない戦い」にも勝って、8月全勝、もしくはアウェイ名古屋に引き分けての3勝1分けなら、幾ばくかの光明が見えてくる…ハズ。



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