Juli 2013

24.Juli.2013

2013 J2第25節 ガンバ大阪 3-2 ヴィッセル神戸


 呟きをピックアップすると、まあこんな感じで。
 もちろん注目は「トッティ」を任されて2得点した宇佐美に集まるでしょうし、実際、ボールにタッチしながら常に相手に複数の選択肢を迫れる彼独特の持ち方は健在で、「モノが違う」ことを改めて見せてくれました。
 個人的な感想を付け加えると、彼の攻撃力はやっぱりサイドの選手ではないな、という気がします。特に、ヨーロッパに行くとありがちと思うのですが、「サイドに張ってろ」的な使われ方は彼の能力を十全に発揮できないような。この日のようなゼロトップの「スペシャルワン」か、セコンダプンタとして存分に暴れて貰う方がいいのではないかと。
 また、もうひとり触れなければならないのは、やはりヤットさん。遠藤。
 宇佐美と遠藤の関係性と言いますか、遠藤という選手の底なしの「おかしさ」は見ていて戦慄すら覚えました。生で観る度に笑っちゃうくらいすごい空間把握能力を、トップ下スタートでも存分に発揮。攻守にわたって「どうしてそこにいるの」という驚嘆を連発。何なんでしょうかいったい。味方で良かったです、ほんまに。
 それと大森については呟きの通りです。こういう方向性でいくのなら、阿部との争い、上にいったかもしれません。

 また、神戸で目についたのはやはりエステバンですね。彼のフィルタリング能力はJでは反則クラス。ただ、ガンバは真正面から殴り合いましたが、最近は「あれは避けて勝負」みたいな感じでかかってこられる神戸にとっては、エステバンのところでどう勝負させるか、をちょっと考えてチームを微修正したほうがいいのかもしれないと思いました次第。

 ただ、もちろん反省点も。
 ビルドアップ。いきなりJ1レベルである神戸相手とはいえ、明神にはちょっと忙しすぎた感じがありますし、また、岩下の調子が戻りきっていないために神戸の守備にかなり引っかかっていました。前4枚まで渡ればどうにかしてしまえましたが、そこまでが厳しかった。これは今後練っていく必要があるでしょう。このシステムを基調とするなら、秋が復帰した場合ボラもあるかなあ、と思います。
 また、後半は、(阿部っちが健太としては狙い通りの形の決定機を外したのも痛かったですが)田代が丹羽の動き直し時のアジリティの低さを巧みに衝いて基点となり相手の攻勢にさらされる時間が長かったのも反省点。藤春が追いついてどうにか競り合ってくれていたので最終的には逃げ切れましたが、今後を見据えると相手のプリマプンタに好き放題やられてしまうのはいただけません。ここは健太がきっちり修正してくれるとは思いますが、個人能力的にきついなら来季は補強も考えるのかな…と。

 ともあれこれで首位堅持。次は味スタ……参戦しますが、味スタはあまり良い思い出が(遠い目)。ただ今回の相手は、
004

笑撃大魔神ミネイロ以来のヴェルディなので、是非勝って再ダッシュといきたいものです。

muimatoba at 20:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Gamba 

18.Juli.2013

2013 J2第24節 ガンバ大阪 1-1 ギラヴァンツ北九州




 今さら振り返るのも億劫な試合ではありますが、簡単に。
 サクッと見返しましたけれども、上記のように、平井、パウ、岡崎ときて、最後のピースを思い切り間違えちゃったなあ、という印象。二川を入れずにMF阿部だと、MFパウリーニョと被って相手の2ラインの間で場所をつぶし合うばかり。岡崎は頑張っていましたけど、まわりがシューター2人だったためどうにもぎくしゃくしてしまい、倉田の代役を務めきるまでにはいたらず。
 結果として実にだるい、目的化したかのようなポゼッションに終始し、北九州の思惑通りの展開を許して1-1。判定のアヤで引き分けでしたが、負けていても全くおかしくない試合でした。


 原因は、真っ先にやり玉に挙がりそうなのは平井ですが、正直なところ下の構成がこれではどうしようもないような。引き出したって出てきやしないし、球受けてもみんな似たようなシューティングポジション取ってる。どないせい、と。
 むしろパウか阿部、特に後者が中盤で受けて叩いたりとか、そういうボランチとトップの間で球を受けて捌く動きもして、岡崎と補完関係を築いて中盤を廻せればよかったのですが、点を取ることに拘泥するあまりまわりが見えなくなっていた阿部はそういうプレーは選択せず。パウと二人で相手の2ラインの間に鎮座し続けていました。
 メンバーが足りないという状況は重々承知ですが、フタがコンディションに問題を抱え先発できないのであれば、最後のピースは阿部ではなく大森にチャンスを与え、パウをFWとして交通整理をするべきでした。それができていなかったから、縦パスも入らない、というか入れられない。なお、水曜日は大宮vs川崎を視ましたが、川崎の縦パスの入れ方、大宮の縦パスの切り方、双方今のガンバとは差がありすぎてムンクの叫び状態でした。

 そして、そんな状況なのに多少攻めから守りの切り替えが遅れても攻撃をどうにかしようとしていた平井―膠着しているからこそ千葉戦のように、「ほぼ無」からゴールの匂いを立ててしまう才を活かすべきだった―はさっさと替えられて、循環不全の病巣(期待している分、敢えてこう書きます)となっていた阿部はフル出場。阿部は外から試合を見せて、次に活かしていけるような配慮が必要だった気がします。
 どうやら健太、試合前のプランニングやチーム全体への目配りは素晴らしいのですが、修正力はうーん? 少なくとも、それに過剰な期待をしてはいけないのかもしれません。

 次は神戸戦。
 勝たなければならない試合になったのですが、ご存知の通りJ1レベルのテンションの相手にはどうにも分が悪いのが今季のガンバ。
 宇佐美とロチャという新しい個がフルパワーを発揮してくれないと、千葉戦と北九州戦を踏まえて嵌め込みに来るであろう安達神戸相手には、おそらく劣勢を強いられるでしょう。
 もし負けるようなことがあると、一気に悪い方向に回転を始めるかもしれない。そういう剣が峰に立たされた状況を、さてどう乗り越え、再び前へと歩き出していけるか…宇佐美スタメン投入決定ということで、スタメン構成から注目して応援したいなと思います次第。



muimatoba at 22:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Gamba 

12.Juli.2013

2013 J2第23節 ジェフ千葉 3-0 ガンバ大阪











 今頃twitter引用機能を思い出しましたw
 というわけで呟いた長文でだいたい済んでますね。
 付け加えると、3番目の呟きが何気ないポイント。最初のチャンスでどこか1本モノにしていれば、全く違う展開になったと思います。
 平井は、1失点目もうちょっと切り替えて守備しろとは思いますが、MFなのに守備をしていない人が居たのでなんとも……それに、セントラルが代表組コンビだと、どうしてもバイタルを疎かにして往年のハイラインに偏ってしまうきらいがあるかな、と。
 むしろ平井とパウであるならば、それに合わせて4-4ブロックをきっちりこなせるサッカーからカウンター発射、という発想が欲しかった気がします。

 まあ、絶対的な軸である倉田の欠場(そして穴を埋めるべき「帰ってきた男」はまだ登録できない)という理由はあるけれど、似たような状況は来年以降も出てくるであろう。J1レベルの相手に対して「勝ちどころ」をきちんと掴めるチームには、まだまだなっていないということ。
 ただ、まだまだ3位に7ポイント持ってるので、それを念頭にしっかりと建て直して、北九州戦、神戸戦と連勝していければ大丈夫です。

muimatoba at 19:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

1.Juli.2013

2013 J2第21節 ガンバ大阪 2-0 徳島ヴォルティス

 徳島というと引くときは引く、上がるときは上がる印象があったのでどう出るかと思っていたところ、コバさんの選択は前者。
 そしてそれが上手いこと嵌った感じでして、肝心なところで引っかけられて、たまにカウンターを喰らって慌てふためくという展開。ガヤのビッグセーブ2本(飛び出してファウルゲット、二つ目はループに上手く足を運んでフィスティング)がなければどう転んでしまったかわからない内容。
 特にループのフィスティングは素晴らしかったと思います。体が動いている証拠でしょう。一昨年くらいから「フィジカル落ちてきたのかなあ」と心配していたんですが、今季見事復活。サンキューガヤ。


 というわけで、こりゃHTまでこの調子だったら健太がどうするかな、と思っていたところの32分、困ったときのパウ砲が炸裂。
 外に出さずに繋いだボールを中央に戻し、受け取ったパウリーニョが守備陣との間を測りながら、左足、微かにアウトにかけて球をGKから逃がしながらファーのサイドネットへ叩き込む弾丸低空ミドル。あのコースが見えたんでしょうね。恐れ入りました。6月のベストゴールでしょ、これ。
 点を取れる南米人、特にブラジル人の何が怖いって、「理詰めで限りなく0にされているのに即興的に何かを探り当ててゴールにしてしまう」ところだと常々思っているのですが、それをまた新たにいたしました次第。
パウは監督がちゃんと組織に嵌め込んで、あとはコンディションさえ良ければJ2では反則助っ人(昨年は前者ができなかった)。この調子を維持してもらいたいと思います。


 これで徳島が気落ちしたのか、一気に押し込めるようになったガンバは38分、30本以上のパスを繋いで最後はスルーパスで中央を割り~フタさんがスルー気味にクッション~パウリーニョが受けてすぐ、中央のベストポジションに走り込んだ平井へやさしくラストパス~阿波踊り。
 パウ砲とは違った趣で「えげつない」ゴール。こういうゴールが出来てしまうのがガンバですねえ…これも素晴らしい。これで勝負ありました。


 後半は「今のガンバに先に2点取られるとJ2ではこうなります」という実戦守備練習。 徳島はサンドイッチを徹底してボールこそ奪うのですが、チェックと隙間埋めがスピーディなガンバの守備(正直、ガンバをこう書くことにはまだ違和感がある)に有効な手立てを見出せませんでした。
 そりゃまあ追加点が取れれば良かったのですが、お手つき1回(ドウグラスのどフリーヘッドをガヤがナイスセーブ)以外は省エネ気味に淡々と時計を進めつつ、決定機もそれなりに演出するあたり、守備は一段と整備されてきたなと実感。今後はJ1復帰に向けて、好守ともに組織の精度をもう一段上げていくことでしょうね。
 怪我人等の問題はありますが、そうそう破綻しない組織になってきているので、(諄いようですが)精度を上げて―あ、それと偶に見せる立ち上がりのすっとぼけ守備は厳禁で―いけば、結果も自ずと付いてくると思います。


 最後にこの試合で負傷した倉田について。ここまでは間違いなく「倉田のチーム」でした。発表された症状から察するに2、3か月ほどの離脱と考えられますが、戦力面ではパウさえ無事なら、宇佐美が投入可能な神戸戦までの3試合も何とかやりくりできると思います。倉田は無理せずにきっちりと直して大事な終盤戦に帰ってきてくれ!
 FWについては平井が脚を攣るほど飛んで跳ねて走っての活躍だったので、これくらいできれば問題なし。相方のFW/MFにパウ。フタさんはいけるとこまでいってあとは岡崎or阿部。
 CBは岩下、丹羽、西野。ボラは遠藤、コンちゃん、内田、明神でとりあえずまわせるので、ボラからひとり(個人的には前目のインテルディトーレとしてコンちゃんを起用した4-3-3気味の構成をお薦めしたいところですが…)を前に出してやりくりする形になるのかな、と。
 これまでもなんだかんだでやりくりしてきた健太なので、その辺はきっちり繕っていってくれると思います。まずは水曜日の岐阜戦で、倉田のためにも勝ち点3を。



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